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モデナの食卓 Da Stefano


硬派イタリア人ステファノの超シンプルレシピとモデナ+信州生活
by mimicarpi
mimiのプロフィ-ル
イタリア、モデナ近郊の田舎町カルピからイタリア人の夫ステファノと、息子のルイジを連れて日本へ移住してきました。現在、二つのアルプスに囲まれた南信州に中古住宅を購入、イタリア気分が楽しめる宿をはじめました。キッチン付き民泊Da Stefano。日本にいても家庭内はイタリア語、食事も毎食イタリアンです。

宿の予約はairbnbか下記のメールでどうぞ。
miwakokageko@gmail.com
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新しい生活(教師の仕事)

日本から帰って来て10日。
時差ボケもすっかり良くなり、イタリアの生活ペ-スを取り戻しつつある。

先週から週2回、中国語のレッスンを始め、ネイティブではないけれど、教えることについては素人ではないと思っているので、CD教材を使って徹底的に4声を叩き込み、手作りカ-ド教材で漢字を「視覚」で覚えてもらうように楽しい授業を心がけている。
(以前ビジネスマンに日本語を教えていた経験があるし、一応日本語教授法も受講したので、一応全くの素人ではないのだ。)
学生はビジネスで中国に滞在する機会がある女性なので、聞く、話す能力向上を中心に、よく見かける看板などに使う文字は書けなくても多少は「見てわかる」ようにしてあげたいと思っている。

日本語の授業も始めたいのだけれど、まだ学校のほうで学生と時間数などを調整中のようだ。正直、中国語のほうが需要も多く、学校は「中国語のグル-プレッスン」をしたいらしく、何時間でコ-スを組むかなど色々相談されているけれど、イタリア人の理解度や進度の標準がわからないので、まず今の学生の授業で様子を見てから企画するよう少し時間をもらった。
しかしここ、イタリアでも中国ブ-ムはすさまじい。
10年前なら中国語を学びたいビジネスマンなんて皆無だっただろう。
日本でも私が中国語を始めた15年前は、大学の中文科には毛沢東ファンか三国志ファン(ゲ-ム、アニメやマンガの中国古典作品ファン含む)しかいなかったので、サ-クルなどにも誘ってもらえない「オタク集団」扱いだったが、今ではキレイなOLも英語の次に中国語を勉強したりしているようだ。
イタリアでも工場や貿易、運輸などの会社で中国語人材求人を見かけるようになった。
グル-プレッスンをはじめたら、需要はきっとあるだろう。
実際イタリア人学生に教えてみて、私のイタリア語力でも十分文法説明などは理解してもらえることがわかったので、ある程度慣れたら話をもらっているグループレッスンにも挑戦してみたい。

ちなみにイタリアで語学教師のバイトを考えている方の参考になれば、ということで、一応待遇なども書いておくと、私の登録している学校は外国人講師とパ-トタイム契約をしてくれて、税金は学校で納めてもらい、税引き後の手取額が1時間18ユ-ロから。
ヨ-ロッパ言語は15ユ-ロかららしい。
もっと高い時給を要求すれば、学生の払う学費が跳ね上がるので、コマ数を稼ぐのが難しくなる仕組みらしい。
現在、1レッスン90分で授業したいるのだが、個人でするよりいいなと思う点は、キャンセルは24時間前というル-ルがあり、直前キャンセルなどはしっかり支払われることと、学校が40時間、100時間とまとめて申し込み(支払い)を受けてくれているので、学生が気分次第で急に来なくなったりすることが少ないことだ。(ラテン民族相手にこれはありがたい)

個人で教えれば時給はもっと稼げるのだが、直前キャンセルや行方不明者(連絡なしキャンセル後音信普通など)が出ることはまず間違いないし、お金の管理(取立て)や税金の支払いの問題もある。しかも家で教えるケ-スが多くなりそうだが、他人を家にいれるのはちょっと怖い、、。(イタリアではカフェレッスンはないらしく、みんなイヤがるらしい)

それに学校に行くと他の教師(大部分が英語教師)と接する機会もあるので、友達もできるかも。

そんな訳で、今は週2回のバイトと週1回の乗馬教室、さらに週2回市主催のイタリア語学校へ通う生活をしている。
こんなに自由でいいのだろうか?ありがとう。ステファノ。
もっと沢山教えて、いつか家にお金を入れられるよう、がんばります。
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by mimicarpi | 2008-03-04 19:59 | 仕事
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