モデナの食卓


硬派イタリア人ステファノの超シンプルレシピとモデナ+信州生活
by mimicarpi
mimiのプロフィ-ル
イタリア、モデナ近郊の田舎町カルピからイタリア人の夫ステファノと、息子のルイジを連れて日本へ移住してきました。現在、二つのアルプスに囲まれた南信州に中古住宅を購入、イタリア気分が楽しめる宿を作ろうと改装中。日本にいても家庭内はイタリア語、食事も毎食イタリアンです。

モデナのロマニカで勉強しました。留学やイタリア生活に質問などありましたら、お気軽にメ-ル下さい。
mimicarpi@excite.co.jp
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ

<   2008年 09月 ( 15 )   > この月の画像一覧

イタリアのベビーカー事情その2 購入編

前回かなり反響があったように高額なベビーカーセット、我が家ではステファノや私のお友達からのお古を借りることも考慮に入れ、ベビーカー+それに装着可能な乳児用カーシートで散々探し、ついにベベコンフォートの「ローラ」に決定。先日早速予約へ行った。
「ああ、ローラは11月からモデルチェンジで水色はなくなったわよ。ニューモデルはもっと高いハズだわ。値段聞いてみるわね。」
と店員さんが電話をはじめた。
「もしもし、私よ。ローラの新作の値段っていつわかっていつから入荷可能?うん。値段が11月初旬で届くのが11月末?、、」
「12月初旬出産予定のお客さんがね、、間に合わない?じゃ2008年モデルの在庫は?」
待つのに疲れて、店内を物色しはじめた私を後彼女が呼んだ。
「シニョーラ、カーシートとベビーカーで使うならカーシート取り付け用のベースがあったほうが便利よね。あとマザーズバッグ、8年モデルで合計544ユ-ロね。」
予算500ユ-ロだった私が、高いんですけど?と思って一瞬沈黙していたら、彼女がこう言った。
「あなた、確か車のトランクの関係でコンパクトなのを探してるのよね。同じベベコンフォートで出しているトリオ+バッグのセット、2008年モデルはもう3色しか残ってないんだけど、これなら442ユ-ロ。お買い得よ。在庫あるから2週間で届くし、10月末までには絶対届いてるわ」(まだ9月なのになぜ2週間も余裕を見る?)
こちらが商品。画面右下にイメ-ジビデオあり。→http://www.bebeconfort.com/collection-2008/IT/prom_poussette_streety.htm
しかし確かに安い。
これならバッグにオムツシ-ト、ナビチェッラすらついてくる。友人たちから何も借りなくても予算内で足りてしまう。
しかも軽く、小さい。今まで見た中で最軽量、折りたたみサイズ最小。
ただフレ-ムが細くて弱そうなことと、タイヤの直径が16センチとヨ-ロッパものにしては小さく、車輪数も4だから、石畳散策の多いこのあたりでは不人気なようだ。
ステファノの意見としては、イタリアでもチェントロに住んでいて毎日家から目的地までベビーカーで移動するわけでなく、目的地近くまで車で移動する私たちには車に収納しやすく、軽いほうがいいんじゃないか?何より安いし、という話になって、結局このトリオを購入することになった。東京でもこのほうが便利そうだし。
色は黒、白、チョコレ-トしかないとのこと。白は汚れるだろうからやっぱりチョコレート(こげ茶+明るい水色)にしよう、とステファノは言っている。
私もこげ茶+水色の組み合わせは好きだけど、写真をよく見ると、こげ茶+水色+レモン色と、やっぱりすごい色合わせ。日本では絶対見かけなさそう。
d0140003_15311592.jpgしかしトリオの値段も様々だ。ロ-ラでトリオ+バッグのセットにすると約750ユ-ロ。イタリア製のものを見てもみんな600ユ-ロ以上している。
今まで見た最安値のトリオはイ-ペルコ-プ(イタリアの大手ス-パー)で見たキッコのトリオ「エンジョイ」299ユ-ロだけど、たしかキッコ店頭では500ユ-ロしてたはずなのに、なぜ299ユ-ロなんだろう?色も赤しかなかったし、あまりにも展示品の状態が悪かったのでステファノは即却下したけど。
ベビーカーを物色し続けた私は、街中で見かけるベビーカーの値段や種類を瞬時にチェックしてしまうようになった。みんな結構いいもの使ってる。カルピのチェントロではあの店が力を入れている「ローラ」をよく見かける。儲かっているんだろうなあ。
ステファノに「イタリア人は薄給のくせにどうして10万前後のベビ-カ-が買えるの?」と言うと、「ほら、おばあちゃんが買ってくれることが多いんだよ」との返事。
ここでも「おばあちゃん」パワー炸裂らしい。
日本でも「祖父母のお財布」には感謝しなければならないが、ここ、イタリアではもっと切実そうな気がする。
そして、ベビーカー予約は出産予定日の1ヶ月以上前がいい。届くのに時間がかかるから。
ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
[PR]
by mimicarpi | 2008-09-30 16:40 | イタリア生活

イタリアのベビーカー事情

妊娠して以来、全ての診察を公立の診療所で済まし、出産も地元の公立病院で、と思っている私たちにとって、妊娠出産関連の最大の出費になるであろうものはベビーカー購入だ。
ベビーカーといえば、公共の交通機関が発達した東京では軽量の6ヶ月過ぎから使えるものが主流で、それほど高くないようだが、イタリアでは相当高額商品だ。

地下鉄があるミラノやローマなどの大都会で生活している場合は少し違うかもしれないが、モデナ周辺で出産した知り合いはもう圧倒的に「トリオ」と呼ばれる3点セットを購入している。
「トリオ」とは、いわゆる首がすわってから使うベビーカー(パッセジーノ)と1才まで使える車のベビーシ-ト(セッジョリーノ)、そして4ヶ月程度まで使うことになるク-ファンのようなベッド型で、車にもベビーカ-のベ-スにも装着可能なもの(ナビチェッラ)の3点セットだ。

ちなみにこんなセット→http://www.pegperego.com/page.php?sid=4ff80426bb8b24248ba48d5262ffdf54&pageid=IJVNL001&idf=02&idp=0000000142&cl=N

このトリオ、キッコやプレナタルなど主なイタリアのベビー用品店で大体500ユ-ロ以上する。500ユ-ロって言ったら約8万円!こりゃ高い。
ちなみにちょっと素敵なものは車のシ-トなしで800ユ-ロしてた。「トリオにしたら1100ユ-ロね」と言われたけど。ステファノの会社の初任給以上だよ。それ。

そしてケチな私は考えた。セッジョリ-ノは新生児から13キロまで使用可能。ナビチェッラは新生児から10キロまで。使用期間はかなりダブるはずだ。
しかもナビチェッラは4-5ヶ月しか使用しないし、この間は外出時、セッジョリーノとベースを持って出かけ、セッジョリーノをベースに取り付けてすごしても問題ないんじゃないか?
セッジョリーノとナビチェッラの違いは使用時間にあるらしく、セッジョリーノは連続3時間以上使用不可。ナビチェッラは新生児の頃は家の中でもそこに寝かせて日本でいうベビーラックのような使い方をし、しかも夜はそれを夫婦の寝室へ入れてベビーベッドのように使うらしい。
しかし我が家では不眠症気味のステファノの眠りを妨げない様、子供は子供部屋に寝かせ、授乳のたびに私が隣の部屋へ駆けつける方法を取ろうと思っている。
一応駆けつけるのや部屋へ戻るのに力尽きたときのため、子供部屋にシングルベッドも用意し、そこでも眠れる体制も作った。
夫婦の寝室で子供が寝ないならますますこのナビチェッラは必要ない。
しかもルイジは12月出産予定。首がすわるまで長時間の外出など寒くてしないだろうし。
私が連れて行くのは車で行くス-パ-、病院、カルピかモデナのチェントロくらいだろう。それも寒い中長時間屋外にいるとは思えない。(自分も耐えられない)
そこで、ベビーカー+それに装着可能な車のベビーシ-トを探してみたが、トリオ一辺倒で種類が少ない。しかも軒並み400-450ユ-ロ。店員さんも「トリオのほうがお得よ」と言ってくるし、結構くじけそうになったが、なんとかペグペレゴというイタリアのメ-カ-とベベコンフォートというフランスのメ-カ-のものを候補に選んだ。

しかしイタリア製は少し安いけれど、折りたたみ時に長さが100センチ以上になってしまう。
私の車はシトロエンのC1という非常に小さい車なので、後ろに積めるベビ-カ-は100センチX40センチまでのもの。こうなってくるともう必然的にフランスのものしかダメ。
で、多少割高でも私が一人でラクに外出することを考えて、フランスのものを購入することにした。トランクに入る、入らないは大きな問題だし。
ちなみにこちら→http://www.bebeconfort.com/collection-2008/IT/prom_poussette_loola_coloris.htm
ステファノはオレンジか水色がいいと言って悩んでいるけれど、なんか単色じゃなくてすごい色がついているんですけど、、。やはりイタリア人はカラフル好き?
そしてイタリアよりシックだと思っていたフランス製品も子供用品はかなりカラフル?
ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
[PR]
by mimicarpi | 2008-09-28 16:43 | 妊娠

手作りピッツァ

サンマリノ村には2軒パン屋さんがある。
1軒は工場からパンを運んできている美味しくないパン屋で、もう1軒は朝4時からそこで焼いている手作りパン屋さんだ。
当然我が家では手作りパン屋さんでパンを買っていた。が、パン職人さんが急病でボロ-ニャの病院へ運ばれ、手術したとかで、もう1ヶ月くらいこのパン屋さんが休み。
パン職人さん、まだ30代だと思う。子供も生まれたばかりで、毎日パン屋が閉まった13時以降に隣のバ-ルでビ-ルを飲む姿が目撃されていたので、肝臓が悪くて緊急手術だ、とか色々ウワサが流れているが、真相は誰も知らない。

そんな訳で我が家ではよく買っていたクロチェッタというフェッラーラ風のパンと、フワフワの切り売りピザが買えなくなって、非常に困っていた。
クロチェッタはカルピのチェントロや隣のチベーノ村まで買いに行ってみたりしているが、あのフワフワで、でも外側はちょっとカリっとして、シンプルなトマトソ-スとモッツァレッラがのったピザが食べられないのが悲しくて、ついに我が家でもピザを焼き始めた。
もちろんお気に入りのピザ屋さんが焼くような薄い本格的なものでなく、家庭で作りやすいちょっとふわっ、カリっとした厚さも1,5センチくらいあるものだけど、自家製トマトソ-スで焼くと、かなり美味しい。朝食や軽食用には2センチくらいの厚みでトマトとチ-ズのみで焼き、夕食に好みの具で焼くのが我が家の定番。
昨日はツナ、玉ネギ、をトッピングしたピザを焼いてみたが、かなり美味しかった。
d0140003_1928752.jpg

半熟の卵がとろっと流れたところにピザの端っこをつけて食べる。う-ん、至福の時。
レシピはこちら
材料
小麦粉250g
塩 少々
水 コップ半分
オリ-ブオイル 少々
生イ-スト 12g

作り方
小麦粉に塩を少々入れ、水で溶いた生イ-ストを加え、まとまるまで混ぜる。
まとまった生地にオイルを少し入れ、さらに滑らかになるまでよくこねる。
(私は肉まんの皮作りの要領でつやつやになるまでこねてます)
生地がまとまったら2等分して丸めて、ボ-ルに入れ濡れ布巾をかけて2時間程度発酵させる。
発酵してふくらんだ生地を平らに伸ばし、表面にトッピングをして200度以上に熱したオ-ブンで10-15分焼いたらできあがり。

本格的ピザというよりあくまでパンの延長のような単純なピザ。でもこのフワッ、カリっていうのがくせになります、、。
ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
[PR]
by mimicarpi | 2008-09-27 19:40 | プリモ

中国人の不思議

カルピには沢山の中国人が住んでいて、特に駅周辺には沢山の中国人がいる。
私は中国語が話せるのだが、以前から駅で出会う中国人の不躾さに嫌気がさしているので、もうよっぽど気が向かないかぎり中国語は話さず、イタリア語で返すことにしている。

来たばかりの頃はカルピやモデナでいきなり中国語で話しかけてきた中国人の乗り換えを手伝ってあげたり、切符購入を手伝ってあげたりしたことがあるが、彼らは「中国人ですか?」と聞いてきたりもせず当然のようにいきなり中国語で「フィレンツェに行きたいんだけど、どうやって行ったらいいの?」とか聞いてくる。
親切にモデナで乗り換えホ-ムまで送ってあげたりしたこともあるが、主人の年収を聞いてきたり、家に泊めてくれないか、と聞かれたり、無料の宿泊所の場所を聞かれたり、レッジョエミリアまで一緒に行ってくれと頼まれたり、しかも「帰りも同じ電車で帰ろう」と言われたりして結構うんざりした。

そこで、中国語で話しかけられても「イタリア語か英語を話せますか?私は日本人です」と言い返すことにした。意地悪なようだが、不愉快な思いをするよりはるかにマシだし、本気で乗り換えなどで困っているならそれでも事足りるはずだから。
中国語ができるのに近くに座るのを拒否したり、話しかけられても無視するよりはこのほうがいいと思った私の自衛策、、。

そんな私に久々に中国語を話せた女性が一人。切符売り場に列ができているのに、それにお構いなしに割り込み、片言のイタリア語で「この紙にヴェローナって書いて」と訴えている様子。駅員さんもあきれて「みんな並んでいるんだから、君も待ちなさい」って言っているのにイタリア語がわからないから無敵。「ヴェローナ」って叫んでる。
さすがに私も頭にきて、「私たちはみんな先に並んで待ってたのよ」って中国語で言うとすごすごと列の後ろへ、、
私の乗る電車だって5分後出発なんだし、おそらく私の後ろでイライラしながら待っているほかのイタリア人も同じボロ-ニャ行きの電車に乗りたいはずだし。

しかしその女性、「ヴェローナ」って書いて欲しいだけなら私が書いてあげようかな?と思って切符購入後彼女に近づいてみると、すでに別の中国人男性を捕まえて書いてもらったようで、彼と世間話を始めていた。
「どこの工場で働いてるの?社長はいい人?給料はいくら?ペルメッソは持ってるの?」
ペルメッソとはイタリアの滞在許可証のことで、中国人たちはそれを「居留」と呼んでいる。
「居留?社長は持ってるみたいだけど、社員は誰ももってないし、ないからってなにも困らないわよ-。そういうあなたは居留証、持ってるの?」

すごい話だ。いくら中国語わかるイタリア人が滅多にいないからって白昼堂々「私、ノ-ビザの不法就労です。私の会社、みんな不法滞在者です」って言ってるんだもん。

この時私は以前からステファノが言っている「イタリアには沢山の中国人がいるのに、誰も中国人の葬式を見たことがない。中国人はペルメッソを持っていない人が多いから葬式も表ざたにできないし、もしペルメッソがあればその権利を売買するって話だ」というウワサを思い出した。
真偽のほどは定かでないが、不名誉極まりないウワサでちょっと真面目な中国人に同情してしまう。
でも、出稼ぎに来ている中国人のレベルを見ると、そのウワサも仕方ないかな、と思わざるを得ない。中国系2世の若者たちにはイタリアでがんばって成功してほしいものだ。

しかし中国語が話せるのに話せないフリをしてしまう自分にちょっぴり自己嫌悪。相手がちゃんと礼儀をわきまえているなら、本当は助けてあげたいんだけどね、、。

ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
[PR]
by mimicarpi | 2008-09-27 02:05 | イタリア生活

布オムツ購入

今日はモデナのお店で、先日から考えていた布オムツをついに購入してきた。
d0140003_141171.jpg

フカフカのタオルのような布オムツ。とりあえず使い勝手を試すためにこの種類は8個購入。この商品は3キロから15キロまで使えるワンサイズオムツで、前面についているボタンとマジックテープでサイズ調整をするらしい。8個入りは左の布バッグに入っているので、包装いらず。さすがエコの店。
金額はオムツとライナーセットで1個12ユーロ90セント。だけどなぜか「オムツは5%割引があるのよ」と割り引いてくれた。
8個買ったからなのかはナゾ?

「家ではこのおむつで十分だけど、夜や外出時用に」ということでオ-ガニックコットンのカバーも購入。同じポポリーニのカバーは白しか入荷されていなかったので、カバーは他メ-カーの柄物を買ってみました。見えてもカワイイし。
カバーのメーカーはこちら→http://www.imsevimse.co.uk/index.pab

お店の人のオススメはこのオムツに紙製のライナーを入れて使用することらしく、その紙はウンチなどをキャッチしてくれてそのままトイレに流し、水分を含んだオムツだけを洗濯すればいい、とのこと。この紙のライナーは100枚で4ユ-ロだった。結局紙ゴミを出すなら布オムツの良さが半減?という気もするが、こちらではそういうセットで売っているということは良さもあるかもしれないので、一応紙ライナーもお試し購入してみた。

出産予定日まであと2ヶ月ちょっと。ベビーカーなどもそろそろ決めないと好きな色の入荷までに異常に待たされかねないからなあ。イタリア。

ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
[PR]
by mimicarpi | 2008-09-25 02:05 | 妊娠

イタリアで食の安全を考える

中国のミルクへのメラミン混入(というか人為的な添加)問題がイタリアでも結構話題になっている。個人的には「まあ、ニュ-スになるだけマシだけど、絶対もっと被害者多いだろうなあ。そしてオリンピック終わるのを待っての発表だったのかな?」って程度の感想しかなかったが、これから父親になるステファノや中国を知らないイタリア人だちには衝撃的なニュ-スだったようだ。

昨日は友人のドイツ人カップルと食事をしていて、「中国の食」の話で盛り上がり、私が日本の友人からお土産にもらったかなりのお気に入りの「猛毒大国 中国を行く」という本で詳細に取り上げられていた「発がん性物質たっぷりの工業用漂白剤と泥水で仕上げられた春雨」について話していたら、中華料理が好きな彼らには結構ショックだったらしい。
ステファノはその話を聞きながら、「それ、イタリアの粉末チ-ズと同じシステムだ」と語りだした。

ステファノの友人が粉末チ-ズ工場で働いていたのだが、その工場では色とりどりのカビが付着したできそこないのチ-ズを購入しては、機械に入れて粉末にして売っていたらしい。
機械に入れる前は緑や赤のカビが生えていたのに、機械から出てくると、真っ白の粉末になっていたらしい。
ドイツ人が「それは機械は自動的にカビた皮の部分を除去し、中身を削ってるんだ」と言うと、「でもね、削りカスは全く出ないで100%粉末になってくるんだって。で、しかも何か科学的な薬品で漂白処理してるはずだって言ってた」と言われ、愕然。
確かに同じ原理?

他の知り合いでパン粉工場で働いていた人がいたが、そちらから聞いた怖い話はパン粉と一緒にネズミが混入してもできあがるとわからない状態になっている」という話。

以上の話から、ステファノにはイタリアで「なるべく粉末ものは買うな」と言われている。

まあ、イタリアに住んでいれば美味しいパルミジャーノをキロ買いして、家で削って使うほうが絶対安全だし、美味しい。でも日本では子供の頃から粉末チ-ズ、大好きでなめたりしてたよなあ、、。まあイタリア製じゃないけれど。

中国の食品製造時のモラルの低さは他の国とはケタ違いだから言うには及ばないが、日本にだってイタリアにだって、安全と言えない食品は沢山ある。
要は消費者が「便利で安い」ものは「絶対安全」だと思わず、その危険性などをよく考慮に入れてから購入するべきことなのだ。
正直、日本の消費者は「安い食品も当然安全」と思っている人が多いから怖いけれど、加工された食品に何が入っているかは工場の人にしかわからないってことは忘れてはいけない。
しかも「加工、製造」が中国でされているならなおさらだ。

イタリアより人件費が高いはずの日本で、食品(特に加工食品)が非常に安く感じられることから考えても、安い輸入食品がいかに多く使われているか想像できる。

しかし、イタリアのミルクは大丈夫だよな?母乳が出ること期待するしかないけど。
ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
[PR]
by mimicarpi | 2008-09-22 17:38 | イタリア生活

イタリア人と洗濯、アイロン

イタリアに来て、日本とイタリアの生活様式の違いに色々驚かされたけれど、その中の一つで今でも理解し難いのが、洗濯とアイロンの方法である。

初めて我が家の洗濯機の使い方を習ったとき、温度設定がすごく細かいことと、「デリケート仕上げ」の中でも絹や麻、ウ-ル、綿と結構細かくメモリがあることにまず驚いた。
ステファノの指示通り、特別なものがない時は水温30度の全自動に設定すると、脱水までにかかる時間が約2時間半。そのうえ「アイロン前仕上がり」という設定にすると90分近く乾燥機がプラスされる。正味4時間弱だ。

はじめは言われたとおりにしていたけど、ある日、なぜこんなに時間がかかるのか気になって、洗濯機をチェックしていたら、予洗い後、洗濯2回、すすぎ3回はしていることに気付いた。
1日着ただけの下着や靴下、ハンカチ、お風呂用タオルがメインなのにこんなに洗う必要はないし、電気や水もムダなので、それ以来、特別汚れたものがない場合は「デリケート、冷水」というモ-ドを選択することにした。
これだけなら所要時間50分。それでも予洗い→本洗いと2回洗っているので十分だ。
私はこの後素材にあわせて乾燥機にかける。綿とかシワになりやすいものは短時間、タオルなどがメインなら1時間程度乾燥機にかけることにしている。

日本では50分も乾燥機にかければフカフカのタオルが取り出せたのに、イタリアでは乾燥後、どうしても1時間程度は干さないと少し湿った状態にしあがる。
1時間でも2時間でも乾燥機から取り出したときの洗濯物の湿度はかわらない気がして、なぜだか気になっていたが、最近、友人と話していた時、あることに気付いた。

それはおそらくイタリア人のアイロン癖のためなんだと、、。
イタリア人は一般的にタオルにも靴下にもパンツにもしっかりアイロンをかける。タオルなんてアイロンしないほうが絶対いいと思うけれど、しっかりアイロンする。
乾燥機から取り出した微妙に湿った洗濯物にアイロンを当てると、きっちりシワがのび、ちょうど良い感じに仕上がるのだ。
よく見たら乾燥機にもいくつか仕上がり種類があって、いつも使っていたのはその名も「アイロン前準備OK」みたいなモ-ドだった。

いや、タオルはアイロンしなくていいし、、私的には、、。

しかしイタリアの洗濯機がこういう設定になっているということはイタリア人は日本人より洗濯物をよ-く洗いたい傾向にあることは間違いない。
そのことについても私はステファノのある「悪癖」に思い当たった。

彼は短時間着た服は洗わず、翌日も着るのだ。
例えば制服のようにブラウスは毎日かえて、ジャケットは何度も着るならわかる。しかし彼の場合、仕事から帰ってディナーの時だけ3時間程度履いた靴下などは「まだ履ける」と言って次回ディナー時にも着用してしまう。それが放置されているのがイヤで洗うと、覚えていて、「ここにあった靴下、まだ履けたのに」とか抗議してくる。
彼としては汗もかかないディナーのための靴下着用なら3回でもOKらしい。
靴下はイヤでしょ?ムレるし。って言っても匂いチェックなどしながら、「ほら、臭くない」とか反論してくる。
ステファノの名誉のために言っておくと、他にも何人か「服を何度も汚れるまで徹底的に着用するイタリア人男性」を聞いたことがある。なので、個人差はあるだろうけれど、彼が特別不潔なわけではない。(と思いたい)

つまりおそらくイタリア人は服は汚れるまで何度も着て、1度の洗濯で徹底的に洗い、日本人は1日しか着ないですすぐ程度に洗濯するってことだ。

どちらがいいと一概には言えないが、私はステファノの放置された靴下を見るたび、洗濯かごに放り込み、日本式で洗濯することにしている。染み付いた習慣はなかなか改めるのが難しい、、。
ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
[PR]
by mimicarpi | 2008-09-21 02:13 | イタリア生活

オムツについて考える

生まれるまでまだ3ヶ月弱あるのに気が早いとは思うが、最近オムツについて考えている。
と、言うのは実は「できれば布オムツを使ってみたいなあ」と思っているからだ。

そう思った一番のきっかけはゴミ捨て場が遠いこと。我が家からゴミ捨て場まで徒歩で約5分。寒い日や雨の日は捨てにいくのが面倒で仕方ない。
紙オムツゴミが毎日大量に出るとなると、出産直後痛みと闘いながら重いゴミを持って毎日10分歩くことになる。(まあ、今もほとんどステファノが捨てているけれど)
その点我が家で一番高級な家電である全自動洗濯乾燥機による洗濯は天気の悪い日でも全く苦にならない仕事だ。スイッチ一つで3時間弱。アイロンがけ前の状態まで完璧に仕上がる。こちらで売られている一体型オムツは乾燥機対応らしい。それなら本当にラクそうだ。

それに毎日、大量のゴミを出すことも少し気が咎める。サンマリノ村の近くにもゴミの山(集積場)があるが、あれを目にするとゴミは減らさないと、と思う。東京にいた頃より切実に思う。(海の埋め立てより身近にゴミ山があったほうが絶対気になるもん)

それからもう一つ、布オムツが気になる理由。それは私の肌が弱いこと。
実は私は結構アレルギ-体質で、特に石油系の製品に弱いらしい。
外国メーカーのシャンプー(タブとかパンテーンとか)を使うと髪の毛があたる背中に湿疹ができる。皮膚科に低刺激のシャンプ-に変えるように言われ、今ではシャンプ-も石鹸もボディクリームもイタリアによくあるエリボリステリア(ハーブ薬局のようなもの)で購入している。
紙オムツって石油製品?と考えると、私の子供がオムツかぶれをおこす可能性は否定できないような気がする。

そしてもう一つ気になるのは紙オムツの値段。友人からもらった大手ベビー用品店のカタログによると、28枚入りオムツが約7ユ-ロ。新生児期に毎日10回オムツを変えたら1ヶ月300枚。少し少なめに見積もって10パックで済んでも1ヶ月70ユ-ロ(1万円以上)かかる計算になる。高くてもすごくいい製品ならいいんだけど、石油からできていると思うとイヤだなあ。(自分がアレルギーだから)

でも、イタリアのベビー用品店で布オムツって見たことがない。それに使っている人も聞いたことがない。私はたまたまモデナの自然派雑貨店のようなところでイギリス製のものを見つけて、とっても気になっているけれど、みんな考えもしないようだ。
お店の人が言うには、北ヨーロッパでは布オムツも普及しているし、布オムツ購入のための補助を政府が出しているらしい。イタリアも早くそうなればいいのに。(ナポリのゴミ騒動を見ても、そのレベルじゃないことはわかるけど)

まあ、出産してみたら、やっぱり洗濯が大変で紙がよくなったとか、色々あると思うし、始めから気張ってもしかたないと思うから、始めは紙と布併用で子育てしてみたいなあ、なんて考えつつ最低限の布オムツを揃えることにした。布オムツ愛用者の日本の友人もいいって言っているし。

ヨーロッパって日本よりエコな感じがしていたけど、布オムツについては日本のほうがすすんでいるような気がする。というかイタリアだからかなあ、、。
ちなみにこれがモデナで売っている製品のカタログ。天然繊維でタオル地っぽい製品がメインだった。
http://www.popolini.com/uploads/media/Popolini_Katalog_2008.pdf
イタリア在住で布オムツ愛用者の方がいたら、是非情報を下さい。

ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
[PR]
by mimicarpi | 2008-09-18 18:09 | 妊娠

ボルレンギを食べに

日曜日、またまた子供用品を見にステファノとショッピングに出かけ、ゲストルームを少しでも子供部屋っぽく改装するためにカーテンなどの小物も少し購入した。
お昼は外食で済ませ、家で一息ついていると、ステファノの友達から「夜、ビニョーラにボレンギ食べに行くけれど、一緒に行こうよ」というお誘いの電話が、、、。

ボッレンギ(ボルレンギ?)とはニョッコやティジェッラのように山のほうでよく食べるパンのようなもの。その薄さはどちらかというとクレープ的で、大きなフライパンで薄く焼いた生地にガ-リックオイルが塗ってあり、さらに削ったパルミジャーノがかけてあり、それがおりたたまれていた。
d0140003_21165512.jpg

この写真じゃわからないけれど、これ、すごい大きさ。このお皿、普通の大きめのお皿で決してサラダ用とかじゃないので、、、

私は初めて食べるボッレンギだったけれど、このレストランのものはパリパリして良い香りでとても美味しかった。食べ終わって満足していると、なぜか次のお皿が出てきた。
少し多い気がしたけど、みんなも2皿目を食べているし、美味しいから食べられる、と食べきり、一息ついていると、3皿目が、、、

さすがに怖くなり、ステファノに聞く、、「ねえ、これって何枚出てくるの?」
ステファノの答えは、「ストップかけないとどんどん出てくるよ。みんなは10枚くらい食べるんじゃない?」

ひえ-!わんこそばじゃないんだから、、。ストップかけないといけないなんて。ちょっと驚きつつ、私は4枚目でストップをかけ、ステファノは5枚でストップをかけた。

問題はステファノの友達マルコとその家族。この家族、元々すごい食欲で、マルコはともかく奥さんと中学生の娘も肥満気味。奥さんに至っては、私のお腹を見て、「妊娠してないみたい」って言い放ったツワモノだし。
奥さんは8枚、娘は9枚、マルコは9枚+ティジェッレ6枚を食べた。
そして驚くことに、各々ドルチェを注文して、その日のディナーは終了となった。

いくら美味しくてもチ-ズとガ-リックのクレ-プだけで肉も野菜も何もない、主食だけのディナーは日本人にはキツイ。
イタリア人って1日何品目食べないと、とかは考えないのだろうか?

次回このレストランへ行く機会があればボルレンギは2枚でその後プリモかセコンドに何かを頼むことにしたいと思う。
レストラン自体は悪くない感じだったし、、。味も良かったから。
しかし小麦粉だけの夕食は寂しすぎる。

Ristrante Alfonso
Via Modenese2359 vignola(Mo)
059/771591

ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
[PR]
by mimicarpi | 2008-09-16 21:42 | レストラン紹介

優秀社員賞?

先日、ステファノがキレイにリボンがかけられた大きな箱をかかえて帰宅した。
「私にプレゼント?な訳ないし、ルイジにベビー用品?にしても包装がプレゼント用だし?」
と考えつつ「何それ?」というと「会社からの賞品」との返事。
会社からの賞品となれば中身は見なくてもわかる。いつもサラミ、赤ワイン、パルミジャーノの3点セットだ。
一応中身を確認してみると、やっぱりそうだった。

でもクリスマスシ-ズンでもないのに、なぜ突然?と思って詳しく聞いていくと、どうやら、これは何か会社に特別貢献した社員を選んで毎月送られている賞品だそうだ。

どうやら工場内で機械を非常に危険な状態で放置した社員がいたらしい。その状態に気付かず、別の社員がそれを利用したら死ぬくらいの状態になっていたらしい。
それにステファノが気がついて事前に直したことから、今月の賞をもらったそうだ。
しかし工場ってやっぱり危険と隣り合わせ。話を聞いて怖くなった。

ちなみに昨日はステファノが昼食をとっている最中、電話で呼び出され、「機械が止まったから直してくれ」と言われ、昼食を中断して戻ったところ、担当者が眠っていて機械が止まっていただけだったらしい。

彼の働いている会社は小さな町工場ではなく、かなり大きなオ-ストラリア企業で、世界各地に工場がある。そういう会社でもこんな感じって、危機管理なってないよなあ。

そういえば私が日本で働いていた某ホテルにも今月の優秀社員賞みたいなものがあった。
支配人でもなく、フロントで地味に働いていた社員が受賞したときは、確か「自殺者を適切に処理」したから受賞したってウワサだった。

フロントの仕事って華やかそうだけど、お金払わないで逃げそうな客のチェックとか、セクハラオヤジからの風俗店の電話番号問い合わせとか、キチガイ客から「骨壷をフロントのセ-フティボックスに入れてくれ」って頼みとか、自殺者の死体を他の客に見つからないよう警察と協力して運び出すとか、色々大変なこともあるのだ。

外国人常連客からディナーに誘われたりする程度ならかわせる自信があっても、骨壷を、「私の一番大切なものなんです。フロントで預かって下さい」って力説されたら、どうする?
ちなみにそれは飼っていたネコの骨壷だったらしいけれど、、。
そう考えるとホテルの仕事って結構面白かった。(給料安いけれど)

ステファノの持ち帰った賞品から、色々仕事のことを思い出してしまった。子供が生まれて、少し大きくなったら、私も働ける日が来るといいなあ。

ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
[PR]
by mimicarpi | 2008-09-12 15:50 | イタリア生活


検索
最新のトラックバック
クラシックなトラクター
from トラックドライバーの日常
寒波襲来
from 森の国
逆子を治す体操
from 逆子を治す体操
ロールケーキ好きが作るロ..
from サイノメ
ライフログ
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧