モデナの食卓 Da Stefano |
mimiのプロフィ-ル
イタリア、モデナ近郊の田舎町カルピからイタリア人の夫ステファノと、息子のルイジを連れて日本へ移住してきました。現在、二つのアルプスに囲まれた南信州に中古住宅を購入、イタリア気分が楽しめる宿をはじめました。キッチン付き民泊Da Stefano。日本にいても家庭内はイタリア語、食事も毎食イタリアンです。
宿の予約はairbnbか下記のメールでどうぞ。 miwakokageko@gmail.com カテゴリ
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私は昔、台湾で働いていたことがある。
大学時代、中国に留学はしたが、お金が全ての価値観といくら苦労してがんばっても政府の一言で全て水の泡となってしまうような独裁制に嫌気がさして、さらに、憧れていた中国固有の古い文化や歴史的なものがあまり見られないこともいやになり、「次回住むなら自由がある香港か台湾」と心に決めていたので、日本で就職して3年、多少職歴がついてから台湾のホテルに転職したのだ。 私の知り合った多くの台湾人は、親切で、気さくで、親日的。中国人よりも「情」を重んじてお金の損得なしにつきあえる友人も沢山できた。 (中国では日本への国外脱出目当てに寄ってくる男性が多すぎて怖かった。) 台湾の多くの人は日本人や日本文化に好意を持っていてくれて、中国で散々日本の文化や歴史を批判、中傷された私にはうれしかった。 また、台湾人は沢山日本のことを知っているのに、タイと台湾と中国の違いもわからないような日本人が多いことを恥ずかしく思い、台湾のホテルで働いているとき、日本人観光客に少しでも台湾の良さを知ってもらい、親台日本人を増やし、日本と台湾の架け橋になるような仕事をしていることをうれしく思っていた。 先日の尖閣諸島での漁船沈没事件、沈没させたことについては日本側にも行き過ぎがあったとしても、その後の台湾政府の対応が非常に残念だった。 「軍艦を派遣するべき」だとか「開戦も辞さない」とか、中国共産党ソックリの物言い。 言うのはタダだし、とりあえず言っておくか、という感じで怖くもないが、そういう暴力的なヤクザ的な「脅し」をする国になってしまったのは悲しくて仕方がない。 日本政府は絶対こういった脅しを言わない。いつも「遺憾」の一言だけだ。 日本政府が「開戦も辞さない」とか言ったら私は怖い。きっと本気だから。 平和的で余裕のある先進国の政府はそんな攻撃的な発言は軽々しくしない。 先進国で攻撃的な発言をしているのは「世界の警官」アメリカくらいのものだ。(そして本当に開戦する) 中国は先進国じゃないし、民族紛争もかかえているし、いつものことだからいいとしても、台湾までそんなことを言う国になってしまったのが悲しい。 やっぱり国民党は「中華民国」であって、「台湾」ではないんだ。 日本人は正直な民族だと思う。とにかくル-ルは守りたい民族だ。尖閣諸島は国際的なル-ルに則れば、日本の領土だと思う。 日本が尖閣諸島を日本固有の領土だと言う根拠は全て国際法や国連海洋法などが引き合いに出されている。 中国人は国際的なル-ルよりも自分のル-ル、もしくは利益を重んずる。国際法が「尖閣諸島は日本の領土だ」と言っても、中国的なル-ルではそこは中国領だそうだ。ちなみに国民党の見解としては、沖縄だって中華民国なのだから。 そして彼らは国際裁判での解決はしたくないらしい。国際法に照らせば日本の言い分が有利だからだ。 尖閣諸島近海には膨大な海底資源があるらしい。その存在が明らかになってから、中国と台湾は相次いで「尖閣諸島の所有権」について声明を発表している。 資源がなければ、そこは平和な日本の無人島であったことは間違いない。 きっと今でも台湾へ行けば、友好的で変わりなく優しい台湾人たちがいると思う。 でも、彼らは気付いているのだろうか?自分たちの新しい政府が非常に野蛮な物言いをするようになってしまったことに。 誰だって石油の権利はほしいし国益は大切だ。尖閣諸島が台湾から地理的にも近いこともわかる。だからと言って日本に対してそこまで暴力的なことを言う必要があるのだろうか? ロシアが日本漁船にしたように銃撃した訳でも、救助しなかった訳でもないのに! 国民党の政権が長く続けば台湾が中国に「統一」される日も近いのだろうか。 台湾政府の今回の声明は私にそのことを考えさせた。 そのとき、私の好きだったあの「台湾」がどんな「中華人民共和国」になってしまうのか、考えると怖い。 ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
by mimicarpi
| 2008-06-17 00:38
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