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モデナの食卓 Da Stefano


硬派イタリア人ステファノの超シンプルレシピとモデナ+信州生活
by mimicarpi
mimiのプロフィ-ル
イタリア、モデナ近郊の田舎町カルピからイタリア人の夫ステファノと、息子のルイジを連れて日本へ移住してきました。現在、二つのアルプスに囲まれた南信州に中古住宅を購入、イタリア気分が楽しめる宿をはじめました。キッチン付き民泊Da Stefano。日本にいても家庭内はイタリア語、食事も毎食イタリアンです。

宿の予約はairbnbか下記のメールでどうぞ。
miwakokageko@gmail.com
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フィレンツェ小旅行

チンクエテッレからカルピに戻り、モデナやボロ-ニャを見学してから、伯母のたっての希望で、フィレンツェへ1泊旅行へ行くことになった。
母は以前私とフィレンツェへ行ったことがあるのだが、初イタリア旅行の伯母に1箇所くらいは有名な街も案内しなければ、と早速インタ-シティで旅立つことにした。
が、この日は日曜日、、ホ-ムに入ってきた電車から男たちのわめき声(歌声)が響き、窓からはビ-ルや黄色い旗を持った男たちが顔を出している。
乗っていたのはこの人たちだった。
フィレンツェ小旅行_d0140003_15451362.jpg

どうやらフィレンツェで行われるサッカ-の試合にパルマからやってきたサポ-タ-たちと乗り合わせたようだ。いちいち全てのコンパ-トメントをのぞき、人の服装をチェックして、「君もパルマだね」と語りだす、、。駅に着くととにかくうるさく歌う。
フィレンツェ駅では警察も警備に出ていたけど、ものめずらしいから写真を撮ろうとした伯母が彼らに近づきすぎて警察に注意されていた。
まあイタリアらしい経験だと喜んでくれたようなので良かった。

フィレンツェでは駅近くのB&Bを予約してみた。チェントロとは反対方向に位置し、立地はよくないが、駅から徒歩5分だし、ダブルル-ム70ユ-ロは結構お得。
各部屋はアンティ-ク家具が置かれ、天井にはフレスコ画があり、ロマンチックな雰囲気だ。

ここのオ-ナ-は、チェックイン後にフィレンツェの見所から裏話、美味しい店まで、30分以上は解説してくれる。お陰で母や伯母に少しは街の解説ができてとてもよかった。
チェックイン風景を見ていたけれど、ブラジル人にはポルトガル語で、イギリス人には英語で流暢に解説をしていた。語学堪能だ。
彼がみんなに力を入れて言っていることは、「メイン通りの午後を通しで営業するレストランは観光客相手だから入るな。イタリア人相手のレストランはランチの後、3時過ぎには一度クロ-ズする」ということ。う-ん。確かに。
これが泊まったB&B。興味がある方は参考にどうぞ。
http://www.bbilmarzoccoflorence.net/eng/index.html
とりあえず、フィレンツェ名物だと思われるトリッパやクロスティ-ニ、フィレンツェ風ステ-キはしっかり食べた。その他、猪も食べたし、、ここでも肉づくし。
フィレンツェ小旅行_d0140003_1692957.jpg

二日目は天気が良かったのでバスでミケランジェロ広場とサンミニア-ト アル モンテ教会、ボボリ公園とピッティ宮を散策。丘の上から見るフィレンツェも素晴らしくきれいだった。

B&B滞在も、丘の上の散策も母たちにはとても新鮮だったようで、喜んでもらえてよかった。基本的に素晴らしい旅となったフィレンツェ、唯一悲しかったことはフィレンツェ風ステ-キが力いっぱい食べられなかったこと。端っこの薄い部分でしっかり焼けている1切れしか食べなかったのだ。
(私は妊娠中で、トキソプラズマテストが陰性だったので、生肉、半生肉は食べてはいけないと言われた。でもネットなどで調べると豚肉はよくないけれど、牛肉について触れているペ-ジは少ない、、。次回の検診でもっと詳しく食べ物の制限について聞かなければ。もし牛はは半生でOKなら、近いうちにまた食べに行きたいくらい美味しかった)

モデナから1時間半で行けるフィレンツェ。
牛肉の美味しさが忘れられない。

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by mimicarpi | 2008-05-14 16:25 | 小旅行
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