モデナの食卓 Da Stefano |
mimiのプロフィ-ル
イタリア、モデナ近郊の田舎町カルピからイタリア人の夫ステファノと、息子のルイジを連れて日本へ移住してきました。現在、二つのアルプスに囲まれた南信州に中古住宅を購入、イタリア気分が楽しめる宿をはじめました。キッチン付き民泊Da Stefano。日本にいても家庭内はイタリア語、食事も毎食イタリアンです。
宿の予約はairbnbか下記のメールでどうぞ。 miwakokageko@gmail.com カテゴリ
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私のイタリアでのメインの仕事は語学教師だ。
初級者には中国語も教えているが、本当に教えたいのは日本語。元々学生時代も国語だけは得意だったし、日本史や日本文化にもとても興味があるから、外国人に日本のことを教える「日本語教師」には昔から興味があり、日本のホテルで働いていた時、学校に通って教師の資格を取った。 日本語教師とは日本語を教える教師だが、日本の日本語学校で教えるのと今私がしているようなプライベートレッスンでは時給にも、内容にもかなりの差がある。 日本の日本語学校でグループレッスンをする場合、多国籍の学生を相手にするので初級者相手でも日本語で日本語を教えることになる。外国語が堪能だからといって英語など一つの言語で説明すると、その言葉がわからない学生からも不満が出るし、もうジェスチャーや絵を総動員して日本語を教える、かなり専門的な仕事だ。 したがって文字や単語を覚えるためのカ-ドや絵教材などを準備したり、クラスの中にも多少レベルが違う学生がいたりするのでフォロー教材を準備したり、とにかく準備に時間がかかる。その割に時給が安い。 学生も真面目な学生ばかりでなく、出稼ぎ目的で入国したからなかなか学校に来なかったり、授業中眠ったりする学生もいるし、本当に大変な仕事だ。 日本語教師の資格は取ったし、その仕事に興味もあったけれど、その実情を見て、ホテルの仕事を捨ててすぐ教師を目指す気にはなれなかった。そこで友人の紹介で日本在住の台湾や香港の金持ちビジネスマンへの日本語出張レッスンを始めた。都内のホテルに住んでいるようなお金持ち相手なので、時給は4000円か5000円くらいに設定したが、仕事が終わった夜や仕事が始まる前の朝にレッスンできるし、中国語で教えるし、彼らの興味のある日本人の習慣や考え方、ビジネスマナーなども教えられるとのことで、なかなか好評だった。 現在カルピで日本語を教えている学生は2人。どちらも恐ろしく優秀だ。Gさんは私と同世代の女性でフランス語とドイツ語と英語が話せる。日本の文化に興味があり、この夏日本へ個人旅行で3週間滞在した。日本がとても気に入って、また来年も旅行したいと言っている。 Aさんはパルマの大学に通う学生で、英語とスペイン語を専攻している。日本のアニメや映画、歌謡曲に興味があり、日本語は全くゼロと聞いていたのに、レッスン初日にすでにひらがなカタカナを全て覚えて来た。 二人とも教えたことはしっかり覚えてくるし、教えていても楽しい。そして時給は以前日本で働いていた日本語学校の時給の倍近い、、こんなだったら日本語教師の仕事も悪くない。 優秀な二人の生徒を見ながら、よく日本語学校にいたいつまでたっても日本語が上達しないダメな学生やビザ申請時の書類では日本語学習歴200時間以上なのにひらがなも読めなかった学生(つまり日本語学習の証明書は偽造かと、、?)のことを懐かしく思い出す。 マンガ家志望の台湾人とかゲーム製作がしたいクウェート人、コスプレで学校へ来るイタリア人、突然日本で結婚して学校に来なくなったスリランカ人、、本当に様々な学生がいて面白かった。 日本でするのと海外でするのは全く違うし、個人レッスンとグループレッスンも全く違うけれど、日本語教師ってかなり面白い仕事だと思う。 ちなみにこれ、私が教えている学校の幼児向け英語クラスにあるオモチャの一つ。 鼻が延び縮みするピノキオ。 ピノキオってイタリア人だったんだね-。 ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。→ 人気ブログランキングへ
by mimicarpi
| 2009-11-10 01:52
| 仕事
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